余興ムービーを構成しているもの

余興ムービーはさまざまな素材でできている

大きな意味で素材をとらえると、余興ムービーを形作っているものは、字幕テロップを含む静止画と動画という素材の組み合わせで映像ができています。
狭い意味での素材は、動画の編集素材や装飾などを意味し、ソフトウェアが無料なものはこの装飾などがあまりありませんから、自作するときにはインターネットで探したりすることも多いですね。
ここでいう「素材」はそういった狭い意味では無く、映像作品の方向性や出来を決める静止画や動画についてのことを表しています。

余興ムービーの出来は素材次第

余興ムービーは結婚式や何かの記念日などに上映されるために制作が行われます。
制作を手伝ったり参加した人はよくわかると思いますが、つくる映像の内容はその静止画や動画の内容によって映像の方向性や出来が決まってきます。
参加者の画像とメッセージを組み合わせる場合は、静止画を中心とした余興ムービーになります。
そして、動画であれば話している声を聴いてもらう映像、動きだけ無音の映像のように動画自体を関連させてスケッチブックリレーを作るなど、動画を中心とした余興ムービーであっても素材によってカタチもさまざまになってきます。
このように映像を作る際に「素材」とは、とても重要な意味をもつことになります。

余興ムービーの素材の集め方

従来の方法としては、発起人や企画者が素材を集めて回る方法があります。
この方法の利点は、制作や映像編集を意識・理解した人が撮影したりするため。撮り直しや集め直しになりづらいことが挙げられます。反面スケジュールの調整がとてもむずかしくなりがちです。
一方、現在のデジカメやスマートフォンの普及によって、だれでも撮影したりできるようになりました。これらを使用して、どこにいてもその余興ムービーの素材を提供することができます。メールやSNSのようなアプリを使えば、簡単に余興ムービーの素材を集められるようになりますね。
ただ、素材として使えるような内容を送ってもらう必要があります。
撮影方法や、どんな余興ムービーにしたいか、といった内容を参加者に理解しておいてもらいましょう。何度もやり直してもらうことになったりしますので、注意が必要になります。

余興ムービーを構成するBGMも素材

バックミュージックとして流れている楽曲によって、その余興ムービーの印象はガラリと変わってきます。余興ムービーの方向性を決めるもう一つの重要な要素がBGMという素材です。
BGMは編集ソフトに付属するフリー音源のものから、著作権フリーとして販売されているBGMなどもあります。ただ市販CDの楽曲を使うのは慎重に行いましょう。
なぜかというと市販CDの楽曲を余興ムービーのBGMに使用するには著作権の利用許諾を得る必要があり、それを個人が申請をして許諾を得るにはかなりむずかしいためです。自作をする場合は、許諾が得られるかどうかや許諾までに必要な期間などもしっかりと調べてから行わないと大変なことになる可能性があります。
このため使用したい市販楽曲がある場合は、制作業者に依頼するのが一番現実的な方法となります。

余興ムービーの素材に選んではいけないもの

上記に挙げた著作権に触れるものや、その他法や公序良俗に反するものは無断で使用しないようにしましょう。
制作しても会場では持ち込みを拒否されることになりますし、たとえ上映されてもその責任は制作した人のみならず、結婚式の主催者である新郎新婦などにその責任が及んでしまいます。
またアップロード者が特に認めている場合を除いて、YOUTUBEにある動画は、その動画自体はもちろんそのBGMであっても無断にダウンロードして使うことはできません。
公開されているからといって、第三者が無断で利用していいわけでは無いので注意しましょう。
※法の不知はこれを許さず、という重い言葉を知っておきましょう。
※映画の一部やパロディ、有名人、芸能人のアフレコ動画なども無許可での使用は当然違法となりますので、もちろん披露宴会場でもテスト再生の段階でスタッフにそのような映像を使用しないよう指導されます。

余興ムービーを制作するなら

パソコンに無料で付属しているソフトウェアでも動画は作れますが、著作権がフリーの素材を探すのに苦労することになるかもしれません。であるならば、制作環境の整った有料ソフトを検討するのも十分な選択肢になりますし、市販の音源の利用許諾を得る手段がわからないのであれば、制作業者に依頼するのが一番の正解になることでしょう。

撮影などを含めると費用が大きくなってしまいますが、素材がそろっていて編集に限った依頼であれば、ソフトウェアの導入代金より安価に済んでしまうこともあります。制作に関して何か疑問やわからない点があれば、余興ムービーの素材選びの道筋などのアドバイスがもらえますから、まずは相談してみるのがいいですね。

制作業者であっても制作する時間は必要ですから、「制作が間に合わない!」となってからでは時間がないかもしれません。当日に間に合わないことは絶対避けるべきですから、余興ムービーを制作するとなったら、一度は制作業者にコンタクトを取りましょう。

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